新築の注文住宅でつけて良かったオプション設備・間取り8選

理系旦那すみです。

 

今回は、新築の注文住宅を建てて1年住んだ経験から、つけて良かったオプション設備や間取り、逆に、つけなくて正解だったと思う設備や間取りについてまとめました。

 

参考になれば幸いです。

 

新築の注文住宅でつけて良かったオプション設備・間取り

広々&回遊できる「2型キッチン」

2型キッチン

2型キッチンは、カウンターが2つあるキッチンで、アイランドキッチンとも言われます。

 

我が家は2人で料理とか洗い物をしたかったし、ゆくゆくは、家でパン教室などを開けたら楽しいねってことで、一番広々使える2型キッチンにしました。

 

2型キッチンは、だいたいオプション料金がかかりますが、非常に使いやすく、妻ともども大満足してます。

 

我が家の2型キッチンはこんな感じで、ガスコンロのカウンターは壁際(写真左)、シンクのカウンターはリビング側(写真右)にあります。

 

吊り戸棚(頭の高さより上の食器棚)をつけていないので、非常に開放感があり、料理しながら、子供がリビングで遊んでいる様子が見れます。

 

2人で作業しても、通路が広いし、カウンターの上のスペースが広いので、非常に使い勝手が良いです。

 

キッチンカウンターのスペック

  • シンク側カウンター(パナソニックラクシーナ)
    • 横幅2285mm
    • 奥行き933mm
    • 高さ850mm
  • コンロ側カウンター(パナソニックラクシーナ)
    • 横幅1520mm
    • 奥行き650mm
    • 高さ850mm
  • コンロ側食器棚(パナソニックラクシーナ)
    • 横幅1650mm
    • 奥行き650mm
    • 高さ850mm

 

なお、コンロ側カウンターは、コンロ+食器棚を2つ組み合わせて、3m近くあります。

コンロ側のキッチンカウンター

そして、カウンターの高さは850mmにしています。

 

170センチの私、159センチの妻ともに、腰をかがめすぎることなくジャストフィットして使えてます。

 

あと、子供がキッチン周りをぐるぐるおいかけっこするのが楽しいらしく、毎日走り回ってます。

 

子供は、火を使っている時に近づいてくるので、一時的につっぱり棒などで、通行止めにする方が良いですね。

 

それと、2型キッチンに限らず、ペニンシュラキッチン、オープンキッチンにするときは、コンロがリビング側にあると、リビング側に油ハネしたり、料理の臭いが充満するので、コンロは壁際カウンターにした方がいいと思います。

玄関、LDK、洗面脱衣所の回遊動線

1階間取りを上から見た図

回遊動線は、我が家で一番考えた間取りであり、やって良かった間取りNo.1ですね。

 

玄関、LDK、洗面脱衣所に、2方向から行ける「2wayアクセス」の間取りです。

 

この回遊動線にすることで、

玄関から入ってキッチンにすぐ行けるので、買い物袋をすぐ冷蔵庫に入れれる。
子供が外から帰ってきたときに、リビングに行かずに、洗面脱衣所に行って手が洗える。将来、部活で泥だらけになっても、リビングに行かずに、すぐお風呂に入れる。
お風呂上がりも、廊下を通ることなくリビングに戻ってこれる。

 

この間取りの成功ポイントが、リビングと脱衣所をつなぐドアの存在でした。

 

これがなければ、脱衣所には玄関廊下を通ってからしかアクセスできず、面倒くさいし、冬場は寒いです。

 

洗濯するときも、わざわざ、廊下を通るので面倒くさいです。

 

しかし、このドアがあることによって、全てがスムーズに。

 

間取りを考えるときは、ぜひ、2wayアクセスの回遊動線できないか考えてみてください。

子供と遊びながら入れる「大きなお風呂」

お風呂

大きなお風呂は私の夢でした。

 

洗い場が広いので、子供が広々と遊べますし、その横で、自分たちが洗ったりできます。

家族3人で洗い場にいても、狭さを感じません。

 

夏場、外が暑すぎる時は、洗い場に子供用プールを広げて遊ぶこともできてます。

 

また、浴槽もワイドタイプで広々と足を伸ばせるので、仕事で疲れてもゆっくりリラックスできます。

浴槽でくつろぐ旦那すみ

 

唯一、残念だったのは浴槽の中の腰掛けの位置ですね。

浴槽の腰掛け

浴槽の中に、腰かける段差があるのですが、洗い場側にあるので、浴槽に入るときも出る時も、入りにくいです。

 

腰掛けを階段として使うと滑りますので、ちょっと不便なので、腰かけは、壁際にあれば良かったと思います。(なくても良かった)

 

お風呂のスペック

  • 浴室広さ 1820mm×2275mm
  • 浴槽 サザナ1620ユニットバス(TOTO)

季節ものの靴や外遊びグッズを収納できる「シューズクローク」

シューズクローク

普段使うシューズボックスとは別に、シューズクロークを設置しています。

 

シューズクロークには、季節ものの靴(ブーツ、サンダル)、スーツ用の靴、さらに、釣竿、脚立、傘、ボール、ガーデニング用品など、外遊び用のグッズを片付けられる収納として重宝しています。

 

広さとしては、910mm×1250mm(半畳くらい)ですが、天井までの可動棚をつけているので、収納力があり、棚の間隔も変えれるので、フレキシブルで便利です。

シューズクロークの可変棚

一般的には、1人あたり5〜7足の靴を持っているそうなので、4人家族なら30足入ればいいと思います。

 

我が家は現在、子供1人ですが、通常シューズボックスも合わせると、4人家族の靴なら余裕で収納できる感じですね。

収納力アップにもなる「小上がりの和室」

小上がりの和室1

 

小上がりの和室は、床から30センチほど高くした和室のことです。

小上がりの和室2

小上がりにすると、小上がり部分に腰掛けられるので、

  • ちょっと座って本を読む
  • 子供に靴下履かせるのが楽
  • 子供の遊びスペースになる

 

という感じですごく便利です。

 

将来、おじいちゃんおばあちゃんになった時も、ちょこんと腰掛けられるので、便利かと。

 

さらに、小上がりにすると、和室の下にスペースができるので、収納スペースがぐんと増え、スノボーとか、布団とか、大型の荷物を収納できちゃいます。

金額はプラス30万円くらいしましたが、つけて良かったです。

 

なお、小上がりにすると、天井の高さが低くなるので、圧迫感があるかと思いましたが、実際は全く感じません。

 

厚みが薄いシーリングライトを使っているからかも。

 

 

 

吊り下げ型の照明や、エアコンをつけると、圧迫感を感じるので注意が必要。

スマート物干しざお「ホスクリーン」

ホスクリーン

ホスクリーンというのは、天井から吊り下げる、物干しざおのことです。

 

 

わが家では、洗面脱衣場の天井にホスクリーンがあるのですが、洗濯機を回して、すぐ干せるので重宝しています。

 

お客さんがきた時のコートハンガーにも使えます。

 

物干し竿を支えている、輪っかがついた棒も、工具なしで簡単に外れます。(便利すぎて外したことない)

 

当初、洗濯物は、1階の庭で干そうと思っていたのですが、ドラム洗濯機の乾燥機能と、ホスクリーンが便利すぎて、全然外に干してないです。

 

ホスクリーンは、人気があるので基本オプションに入っていることも多いですが、電動ドライバーがあれば、5000円くらいで自分で後からつけることも可能だそうです。

キッチン横の隠れ家「スタディーコーナー」

スタディーコーナー

キッチンの真横にあるのは、妻の根城「スタディーコーナー」です。

 

妻もパソコンで仕事するので、こぢんまりしたこの空間がお気に入りの様子。

 

本棚もあり、料理本や育児本をたくさん置けるのもグッドポイント。

 

机は、将来的に取り外しも可能なので、パントリースペースにしたりもできるし、フレキシブルな空間です。

将来も毎日コミュニケーション「リビング階段」

リビング階段

リビング階段は、リビングを通らないと、2階に行けない階段です。

 

こうすると、将来、子供が学校から帰ってきた時に、毎日リビングを通ります。

 

そうすれば、コミュニケーションがたくさんとれるので、いいな〜と思ってつけました。

 

ただ、子供が小さいうちは、階段が好きすぎて一人で登ってしまうのがネックです。

迷ったがやらなくて良かったオプション設備・間取り

ここでは、迷いに迷った挙句、削除したが、結局つけなくて良かった〜と思う設備や間取りについて、まとめています。

窓のつけすぎ

 

窓をつけすぎないで良かった

我が家は、庭に出るための吐き出し窓を東に設置していますが、南にもつけようとしていました。

 

最終的にはつけるのをやめましたが、これが正解。

 

もし南にもつけていたら、壁がなくなるので、家具を設置するのが非常に難しくなるからです。

 

なので、窓はつけすぎない方が良いですね。

ビルトインオーブン

ガスオーブン
引用:https://rinnai.jp/products/kitchen/builtin_oven/

妻がパン作りが趣味。

 

なので、キッチンカウンターに埋め込むオーブンをつけるか、最後まで迷いました。

しかし、費用が20〜30万くらいするので、予算の関係で削りました。

 

実際住んでみると、仕事も育児も忙しく、市販のパンメーカーで食パンを作るくらいに落ち着いてますので、オーブンがあってもほとんど使ってないと思うので、つけなくて良かったなと。

 

なお、育児が落ち着いて、本格的にパン作りがしたくなったら、移動式のガスオーブンが使えるように、ガスの元栓だけ2箇所に設置しました。

電動シャッター

電動シャッター
引用:https://www.lixil.co.jp/lineup/window/rshutter/

わが家では、電動シャッターを、東の掃き出し窓と、南の引き違い窓につけようと思ったんですが、結局、電動はやめて、東に手動のシャッターをつけることに落ち着きました。

 

住んでみてわかったんですが、シャッターって全然使わないです。

 

台風の時は、物が飛んできて窓が割れる可能性があるので使うと思いますが、頻度は低いので、手動シャッターで十分ですね。

IHコンロ

IHコンロ
引用:https://panasonic.jp/ih/products/200vIH/Xseries.html

IHは便利という噂がありますが、IHコンロはつけていません。

むしろ、ガスコンロが良かったんです。

 

IHコンロは、火を使いながら鍋をふったりできないので、料理の幅が狭まります。

 

コンロがフラットなので、掃除がしやすいというメリットはありますが、料理好きな人は、ガスコンロをオススメします。

新築でつけておけば良かった設備は?アンケート調査を紹介

新築戸建てを建てた490人が、良かったと思った設備について、アンケート調査結果があります。

大手住まいサイトのホームズのアンケート調査を引用させてもらいました。

 

1位 太陽光発電
2位 床暖房
3位 エネファームなどのマイホーム発電
4位 二重窓
5位 ビルトイン食器洗浄器
6位 オール電化
7位 IHコンロ
8位 対面カウンターキッチン
9位 電動シャッター
10位 大型浴槽

出展:https://www.homes.co.jp/cont/buy_kodate/buy_kodate_00194/

 

太陽光発電が1位なんですね。

設置費用をどれくらいでペイできるのか知りませんが、個人的には全くいらないシステムだと思いました。

周りのお家に、反射光でトラブルになるという話もありますしね。

 

2位の床暖房は、我が家もつけておけば良かったなと、後悔しています。

窓が大きく、吹き抜けがある家は、二重窓にしていてもかなり冷えるので、床暖房は欲しかったです。

 

3位のエネファームは友人の家についていましたが、電気をどれくらい使ったかなどが見えるので、便利そうではありました。ですが、必須ではないかも。

 

4位の二重窓は、寒さ、暑さ対策で必須ですね。

我が家もついてます。

でも、いまどき、2重窓は標準装備に入ってます。

 

5位のビルトイン食洗機は、便利です。

うちもついてますが、だいたい標準だと思います。

つけるときは、一番大きなタイプにしておくと家族が増えた時も、使いやすいと思います。

我が家は、3人家族ですが、1日2〜3回使います。

まとめ

  1. 2型キッチン
  2. 回遊動線
  3. 大きなお風呂
  4. 小上がりの和室
  5. 玄関収納
  6. ホスクリーン
  7. スタディーコーナー
  8. リビング階段

 

設備や間取りを考えるときのポイントとしては、現在ではなく、将来の生活スタイルを考えた方が良いと思います。

 

例えば、小上がりの和室。

 

高さがあると子供が落ちるのが危険!という考え方は、現在のことしか考えてません。

 

子供が落下する時期なんてせいぜい3歳くらいまでですので、それまでは何かしらの対策をしたらよいです。

 

その後はメリットが多いので、小上がりにする!という風に選択していく感じですね。

 

以上、参考になれば幸いです。

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